030411 ランダム
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つくること。

つくること。

1歳から2歳



1歳から2歳



 今、振り返っても、1歳の誕生日に撮った写真の顔が一番炎症がひどく、少し知識もあり、冷静にもなっている目で見てみると、浮腫も起きている様子。表面にあれだけでていたということは、体の中も辛かったんだろうなと思います。ごめんね、yuyu。
 さて、文献を読みあさったり、インターネットで検索したりしてみると、どうやら食物油のなかにはアレルギーの症状を悪いほうに進ませてしまうものがあることがわかりました。様々な蛋白源を除去しても一向によくならないyuyuの顔を見て、「これかもしれない!」と光が射したようでした。オレイン酸系の油が良いということで、これ以降ずっと我が家はキャノーラ油&オリーブ油で調理を済ませています。と同時に、加工食品の中に含まれている「油」にも目が行くようになりました。特に「パーム油」「紅花油」。嫌いです。できるだけとりたくない。入浴後のお手入れも、よかろうと思って「馬油」を使用していたのですが、どうやらyuyuには向かなかったようなので、オリーブオイルに切り替えました。
 少しずつですが、皮膚のじくじく感がなくなり、赤みも引いてきて、1歳半になる頃には湿疹がでても、血がにじむ、ということがほとんどなくなりました。
 けれど、初めての大発作。油断していました。yuyuのアレルギーを、軽く見すぎていたのです。皮膚の状態だけ見れば、ほとんど治療の必要がないくらいの回復をみせていたのに・・・。

 それは、お友達が持ってきてくれたスコーンでした。もちろん乳製品が入っているのを確認しましたが、1歳半を過ぎ、皮膚もきれいになっていること、アレルギーの数値がさほどひどくないことを考えて、一口食べさせてしまったのです。食べてから20分くらい経った頃でしょうか、突然yuyuがむせ始めました。最初はスコーンのかけらが気管に入ってしまったのかな、と思ったのですが、咳はどんどんひどくなり、顔が真っ赤になってきました。ほんとうに愚かな母ですが、ここまできてようやくアレルギーの反応、アナフィラキシーだということに気づいたのです。文字通り、医者に駆け込みました。幸いなことに、ひどい発作は2時間ほどですべて治まり、じんましんもきれいにひいていきました。ただ、摂取した量と反応の激しさで、医師には「命にかかわることもありうるので、食べ物には充分気をつけるように」と言われました。

☆2歳から3歳へつづく


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